陸前高田市広田地区における料理クラブ
陸前高田旧広田水産高校仮設住宅集会所で『食彩クラブ』という名前で料理クラブを実施している。家族の晩御飯をみんなで作ろうと始まった取り組みである。旬の物を、そして時には取れたての海の食材を持ち込み一緒に調理する。来たボランティアの若い方たちは海の女性たちの鮮やかな手さばきに驚きつつ、その調理法や味を学んで帰ることも多い。
海で生まれ育った女性たちは、取れたての魚を目の前にすると突然、本領発揮と元気がみなぎる。私たちが手を出す間もなく、あっという間にさばき、地元の味で調理する姿、そのチームワークは本当に素晴らしいものである。
調理後、みんなで試食をする。様々話込みながらのこの時間は、ほっとするひと時なのか、皆さんたくさんのお話をして下さる。
先生は常にそこにいるのだと、実感させられる。
再会の場面
震災から9カ月以上たったこの日。気仙沼幸町地区の町内会長、金野進一氏の呼びかけで、私たちは生活支援物資の配布を、町内会ではとん汁とおにぎりの炊き出しを行ないました。寒い中たくさんの人が集まりました。今は家を直しながら2階で生活していたり、部屋を借りて生活していたり、親せき宅に身を寄せながら家を直していたりする在宅被災者の方々です。震災前は新年会や町内会の集まりをよくやっていた仲の良い町内。震災時、散り散りに避難し、この日が9カ月以上ぶりの再会となった方々もいました。肩をたたきあい、お互いを案じながら時に涙ぐむ姿は、本当に感動的でした。
支援が行き届きにくいと言われている在宅被災者の方々との出会い、そして、この日の為にたくさんの物資を送って下さった全国の支援者の皆様。このような活動が出来たことをとてもうれしく思います。


